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仙台育英 野球部員を含む生徒8人が飲食店で飲酒喫煙し部活活動休止 不祥事相次ぐ

概要

仙台育英野球部、部員の飲酒喫煙で無期限活動停止 : スポーツ報知

 仙台育英高校宮城県)の硬式野球部と剣道部に属する計8名の生徒が、先月27日に仙台市青葉区内の飲食店で飲酒、喫煙を行うという不祥事が明らかになった。これを受けて、6日から無期限で両部活を活動を休止しているという。

 同校の関係者によると、現役硬式野球部に属する生徒3名と、今年夏に同部を引退した3年生の生徒3名、剣道部を引退した3年生の生徒2名の計8名が、飲食店での飲酒および喫煙に関与したという。また、野球部の6名中、今年夏の甲子園でベンチ入りした生徒も含まれているという。8名の生徒は何れも事実関係を認めている。

 また、3年生の1名は急性アルコール中毒の疑いで緊急搬送されたという。

 同校は既に宮城県高校野球連盟に報告済みで、今後、生徒への聞き取りと処分を検討するという。

仙台育英高校とは

 仙台育英学園高等学校(略称:仙台育英)は、1905年に設立され、難関国立大学や首都圏の難関私立大学への進学校として知られています。校舎は仙台市宮城野区の宮城野キャンパスと多賀城市多賀城キャンパスの2か所に分散して設けています。

 また、同校は部活においても、硬式野球部、駅伝部、ラグビー部などを含めた複数の運動部において、全国屈指のレベルを誇ります。

 特に、今回不祥事を起こした硬式野球部は、夏の高校野球には26回、春の選抜高校野球には12回出場しており、読売ジャイアンツの橋本至選手や千葉ロッテマリーンズの平沢大河選手は同校を卒業しています。

過去にも不祥事が相次ぐ仙台育英

 仙台育英では、過去に生徒による不祥事が相次いで発生しております。

 2011年には、同校の硬式野球部に属する生徒9名が、東日本大震災で被災した店舗に無断侵入し、生徒は建造物侵入容疑で塩釜警察署から書類送検されました。

 2012年には、同校2年の男子生徒が、同級生からたばこの火を腕に押し付けられる「根性焼き」などのいじめを受けたにも関わらず、同校は被害生徒に対して一時自主退学を求め、波乱を呼びました。

 今年に入り、8月に開かれた第99回全国高校野球選手権において、宮城代表として同校が出場し、3回戦では大阪代表・大阪桐蔭高校と対戦しました。しかし、1点差で追う9回表の仙台育英の攻撃において、走者である3年生の生徒が、1塁で守備を行っていた大阪桐蔭2年生徒の足を強く蹴りました。このプレーが結果として、試合を逆転する要因となり、高校野球ファンから強く批判を浴びました。

 このように、同校では生徒・教員共に不祥事が相次いでいる以上、抜本的な改革が求められます。